月日の経つのは本当に早いもので、歳を重ねるほどに感じているのですが、この感覚は、歳とは関係ないようで
近くの小学生がランドセルを背負いながら、「この1年もあっという間だったな」とまるで初老の私の同級生のごとくしんみりと話していたのです。
「何かあったのか?」と思わず肩を抱きたくなる気持ちになりましたよ。しなかったけど。(おばさんがやったらセクハラで訴えられる世の中だから)
以前も同じ子であったかは不明だが、「昭和の人ってまだ生きてる人いるんかな〜」と小1くらいの子が言っていたのには驚きのあまり口をあんぐりしてしまった。
「ここにいるよ」と言いたかったが、又変なおばさんがいると噂されてはいけないので、心の中でひっそりとつぶやきました。
きっとこの子の親は平成生まれで、祖父母とは遠く離れて暮らし、昭和感のない家庭なんだろうな。。。
しかし生まれは昭和でも育ちは平成時代が長いわけで・・・という言い訳をするのがもはや古い人間。
自分では、古いのが何が悪い!それぞれの時代を真っ当に生きて来たのだ!と自信を持っているのだけど、
そんな事を言う時点で古いんだよ、とクールな娘。
あっという間に還暦を迎えた私だが、この先の20年は果てしなく長いように感じる。
若い頃とは違って身体の不調や世の中のアレやこれやが何だか見えてきて、私の人生はこんな物だったのだな〜、と悲しい気分にもなり、また、良くやってきたよと労いの言葉かけをしたり、相棒の身体にももう少しの付き合いを頼みますよ、と声をかけたりと、これから先があとどれくらいかわからないけど、良い塩梅で死を迎えられたら良いなぁ〜と思っとります。
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