のはら元氣クリニックプレゼンツ!『心理楽(らく)剤師TAKAKOの健康の宝箱』FMレキオ(80.6mhz)毎週金曜日11:30~放送♪2021年3月26日放送は「考え方、捉え方」のお話です。
私達の身体は口に入れるものでできています。食べ物は大切な要素です。でも、人の考え方はそれぞれで、オーガニックを目指す人もいれば、ファーストフードを好む方、断食を取り入れる方もいます。環境やその時々の状況の中で自分にあった物を選んでいます。
若い時から健康な食べ物を心がけていれば、歳を重ねても健康ではないか?と思いますが・・・常にオーガニックを心掛けて、高い食材を使うなど食事を完璧にしてきたのに病気になった・・・という方も中にはいます。
その方に「食べている時何を思っていましたか?」と聞くと「病気になりたくない!ガンになりたくない!という決意で食べていた!」という答えが返ってきました。オーガニック本来の美味しさや野菜の味を楽しんで食べているのではなく、ただ機械的に黙々と・・・病気にならない為にそれらを摂っていたというのです。
その考え方での食事ではせっかくのオーガニック食材も効果を発揮しません。
こうでなければいけない!これをしなければ病気になるんだ!という考えを常に持っているのは逆に病気を引き寄せてしまうことにもなります。
どういう気持でそれを食べているのか?化学的なものは確かに身体に悪いものですが、ファーストフードを食べる時は友との語らいの時間があり、また手軽に食べることができ、ストレスも感じません。そういう気持ちだと消化吸収もスムーズなものです。
○○の為には・・・という限定的な自分を縛り付ける考えはしないほうがいいですね。
そして、その考えを他人に押し付けるのもおすすめしません。他人は自分の思い通りには動きません。だって、自分自身も自分の思い通りにはいかない事もあります。正義が正しいのか?そうでない事もあります。
ただ、自分の気持ちを伝えることは大切です。「あなたの幸せを祈っている、それをすることにより私は不安だ・・・」など伝えることは大事なことです。そして、その人の自己治癒力も信頼してあげましょう。
若い人たちも「世代が違うから」と済まさずに・・・祖父母や親から受け継いできたその家々に伝わるしきたりや民間療法などは受け継いでいってもらいたいと思います。