のはら元氣クリニックプレゼンツ!『心理楽(らく)剤師TAKAKOの健康の宝箱』FMレキオ(80.6mhz)毎週金曜日11:30~放送♪2021年2月12日放送は「恩恵」のお話です。
バレンタインデーも近いですね!今回は日曜日にあたるのでどうなんでしょう・・・職場での義理チョコの恒例はいつから始まったのでしょうか?まっ、義理チョコでも愛は感じますのでもらえたら嬉しいですよね♡最近ではずっと飾っておきたくなるチョコもあって愉しめますね。
さぁ、今日は「恩恵」のお話です。
自分にとって不都合な出来事が起こったときに「なんでこんな事が?」「自分の何がいけなかったのか?」「バチが当たったのかしら?」など色々と因果応報みたいな感じで受け取ることもできますが・・・「それがあったからこそ、今こうしています!」という場合もありますよね。
その瞬間はそうは思えないかもしれませんが、1週間後とか10年後とか・・・あれがあったから、自分の転換になった!成功に繋がった!今の生活が行えるようになったという人もいますよね。それも「恩恵」だという捉え方です。
病気も同じだと思うのです。病気のメッセージ性を自分で感じとってもらえれば、病気に対する「感謝の思い」も広がっていきます。風邪を引いた時は「あ~疲れが溜まっているんだな」とか「無理したのかな?」と思い数日寝たら治ると思いますね。でも、大きな病気の時はそうは思いません。「これは何かのバチなのか?」と恩恵を感じないのがほとんどです。
でも、無理に恩恵を探す必要もありません。感じないのが普通なのです。何を学ぶか?というのはすぐにはわかりません。
キューブラー・ロスの悲しみの5段階(否認、怒り、取引、抑うつ、受容)というのがあります。それらを行きつ戻りつしながら、最終的には受容していくのです。感情もその時々で変わります。
いきなり恩恵に結び付けず、今起こっている感情を探検してみるのもいいかもしれません。自分にとっての不都合な出来事について悔しい感情は何に対してのものなのか?相手がいるのか?自分に対してなのか?悔しさも悲しさも含めて色々と自分の中を覗いてみる。自分に向き合うことも大事なことなのです。