のはら元氣クリニックプレゼンツ!『心理楽(らく)剤師TAKAKOの健康の宝箱』FMレキオ(80.6mhz)毎週金曜日11:30~放送♪2021年1月1日放送は「冷えの改善」のお話です。
2021年あけましておめでとうございます。今年もクリニック&ラジオ放送をよろしくお願いします。
さて、今日のお話は「冷えの改善」についてです。
冷えによる体調不良を訴える人が増えています。
ゾワゾワッとした冷える感じがするときは体調が悪い場合が多いです。ふくらはぎの張りやお腹が冷えたり、筋力の力が弱い、お尻が硬いなど、人によってはぎっくり腰になる場合もあります。
冷えは私たちの体のいろいろな所をこわばらせてしまうのです。
夏場でも汗だくになったあとは注意が必要です。体の表面が汗によって冷えているのです。汗かきは東洋医学的に水分が過剰にある状態をいい「水毒」の場合もあります。東洋医学では「気(エネルギー)・血(血液)・水(体液)」が体内をめぐることで体が正常に機能していると考えます。水が必要以上に体に留まり悪さをすることで代謝が悪くなったり体が冷える、手足がむくむ、疲れやすいといった水毒の症状がでてきます。
水分をとりすぎないことも大切です。
冷え性の人は水毒になりやすい体質ともいえます。
沖縄は人が多く集まる場所は冬でもエアコンがついているので、自分で意識して防いでいかないとまわりの環境は冷やす傾向にあります。
手足は温かくてもお腹が冷えている人は冷え性なんですよ。ですからお腹を温めましょうという話をします。
また、落語の中で葛根湯医者というのがあります。頭痛、腹痛、足痛でもなんでもかんでも葛根湯で治す!というものですが(笑)冷え性の人や、風邪の初期、皮膚症状の初期には葛根湯もおすすめです。体の悪いところは皮膚からでていきます。皮膚には老廃物を排出する役目がありますので葛根湯で改善する人もいます。
ホメオスターシス(生体恒常性)という言葉を聞いたことありますか?
外部環境の変化に対し、体内の調節機能が働くことによって、身体の状態が常に―定に保たれていることを言いますが、わかりやすく説明すると「不足は取り入れる」「過剰なものは外に出す」ということです。
クリニックでは昨年から始めた元氣オンネツ(温熱&吸い玉)が好評です。冷え性の方には特におすすめです。
色々とお話しましたが・・・今年は「冷えの改善」を意識してもらいたいです。