感情と身体の関係

こんにちは。心理剤師の野原貴子です。夏真っ盛りで少々ぐったり気味の私ですが、皆さんはいかがお過ごしですか?

仕事柄いろんな人のお話を聞く機会に恵まれますが、よく「人の愚痴を聞いてばかりで疲れませんか?」と聞かれます。10年くらい前、カウンセラーになる前やなりたての頃ですが、確かに疲れました。^^;

振り返れば、当時の私は自分自身と相手とのバウンダリー(境界線)が曖昧だったと思います。仕事が終わってもお話を伺った患者さんのことばかり考えていました。するとその患者さんのことが心配で心配で、私が苦しくなってきたのです。

このような状態ですから当時の私はよく体調を崩したものです。子育て真っ最中でもあり自分自身が追い込まれました。いえ、自分で追い込んでいたような気がしますね。負の感情は自身の中で伝染するもので、患者さんの心配が子供の心配、自分の体調の心配、親の心配と。。。。。負のスパイラルにまんまとはまってしまったのです。

患者さんには、「感情の発露は大変重要で、押さえ込んで見ないふりをしても感情はなくならない。あなた自身の身体にダイレクトで影響を与えるのです。」と話しています。自分の体験談でもあります。^^

感情と身体というのは密接であり一つでもあります。怒りの感情は肝臓に影響します。悲しみは肺、不安は大腸、etc…又これに伴って、感情と病気も関係があります。

感情と身体、感情と病気の関係が気になる方は私のオススメ本は以下の本です。

全てのことに通じますが、こう書いてあるから、必ずこうだ!というものではありません。名医が言ったからと言ってそれが自分自身の真実とは限らない、ということを知っていてくださいね。

私たちは、自分の身体の声を聴く、ということを忘れがちです。誰かの意見や療法を自身に合わせるのではなく、自身に療法を合わせる。という意識で自分がよりよくなる方法に取り組むことが大切です。

良い休日を楽しんでください!☺️