こんにちは。心理楽(らく)剤師の野原貴子です。新型コロナの影響で自粛していたカウンセリングを7月から再開していますが、多くの方が自粛期間にストレスを感じていることがわかります。
特に一人暮らしの高齢者になると、日頃子供や孫たちが訪ねてきてくれたことが感染を気にして来れなくなってしまった。それによる孤独感や一人で何かあったらどうしようという不安感で不眠や抑うつ状態になっている方が多く来院しています。
孤独感や不安、恐怖は私たちのエネルギーを必要以上に消費してしまいます。その結果、無気力になり虚ろな表情になってしまいます。子供たちは自分たちの親がボケてしまったのではないか、と心配して来院する方もいらっしゃいます。
又、極端にコロナ感染を恐るあまり体調を崩される方もいらっしゃいます。これでは、本末転倒ですね。私たちは、感染しないための人生ではなく、病気にならないための人生でもなく、私たちが私たちらしく、より良い人生を送るために生まれてきました。
先ずは、深呼吸をして今、自分は何に不安を持っているのか?その不安は私が何を信じているから不安なのかを自身に聴いてみましょう。答えはあなた自身が知っているのです。
ニーバの祈り
神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与え給え。変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与え給え。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与え給え。
午後も笑顔で過ごしましょ^^